アレクサ搭載のスマートスピーカーAmazon Echoシリーズは、音声操作で、音楽を聴いたり、アラームやタイマーをかけたり、自宅の家電を操作したり、時短につながる便利なデバイスです。
Amazonプライム会員であれば、スマートスピーカーで約1億曲もの音楽を聴くことができるため、子どもから大人まで誰でも自分の好きな曲を聴くことができるようになります。
アレクサ搭載のスマートスピーカーは、画面なしのスピーカータイプのものから、画面付きのタイプのものまでたくさんの種類が発売されているため、どのスマートスピーカーを選べば良いか悩んでしまうと思います。
そこで、本記事では、アレクサ搭載のスマートスピーカーのスピーカー性能を音質で比較します。
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アレクサ搭載のスマートスピーカーの種類
アレクサ搭載のスマートスピーカーは、Amazon Echoシリーズと呼ばれます。
Amazon Echoシリーズは、大きく次の2種類に分かれます。
- Echo
- Echo Show
Echo
Echoは、スマートスピーカーとして売り出しているシリーズで、画面がないタイプです。
Echoシリーズは、2023年8月現在、次の5種類が販売されています。
- Echo Pop
- Echo Dot(第5世代)
- Echo Dot with clock(第5世代)
- Echo(第4世代)
- Echo Studio
この中で最も新しいのは、Echo Popです。
Echo Show
Echo Showは、ディスプレイ付きモデルとして売り出されています。
Echo Showシリーズは、2023年8月現在、次の4種類が販売されています。
- Echo Show 5(第3世代)
- Echo Show 8(第2世代)
- Echo Show 10(第3世代)
- Echo Show 15
Echoに Show 5の第3世代が、2023年8月に販売開始されました。
スピーカーの構成とユニットの種類
アレクサ搭載のスマートスピーカーの音質を比較するにあたって、まずはスピーカーについて説明します。
スピーカーの構成とユニットの種類に分けて解説します。
スピーカーの構成
スピーカーは1Way(フルレンジ)、2Way・・・といったように、1つのスピーカーで構成されるものから、2つ以上のスピーカーで構成されます。
1Wayは、フルレンジと呼び、スピーカーの数が1つという意味です。
そのため安価に作ることができますが、1つのスピーカーで低音から高音まで全ての周波数帯域を出すことになるため、音質には限界があります。
2Wayになると、2つのスピーカーを低音用と高音用に分けられるため、広帯域かつ高性能を実現できます。
3Wayでは、低音と高音の間の、中間の音用のスピーカーの設置をすることができるため、2Wayより更に広帯域かつ高性能を実現できます。
それ以上もありますが、割愛します。
ユニットの種類
スピーカーユニットとは、電気を音に変える、スピーカーの中で最も重要な部品です。
そのユニットの種類は、次のようなものがあります。
- フルレンジ:低音から高音まで出せるユニット
- ウーファー:低音に特化したユニット
- スコーカー:中音に特化したユニット
- ツイーター:高音に特化したユニット
ウーファーはよく耳にしますが、スコーカーやツイーターは初めて聞く人もいるかもしれません。
アレクサ搭載のスマートスピーカーの音質比較
ここまでアレクサ搭載のスマートスピーカーの種類を紹介してきましたが、ここからはいよいよ音質を比較していきます。
EchoシリーズとEcho Showシリーズのどちらでも音楽を楽しむことはできますが、ここでは分かりやすいようにそれぞれに分けて比較していきます。
Echoシリーズの音質比較
Echoシリーズは、ディスプレイなしのシンプルなデザインです。
安価なものから、高価で音質に力を入れているものまでさまざまあります。
シリーズ | ユニット種類とサイズ | 価格 |
---|---|---|
Echo Pop | 1.95インチフルレンジ | 5,980円 |
Echo Dot(第5世代) | 1.73インチフルレンジ | 7,480円 |
Echo Dot with clock(第5世代) | 1.73インチフルレンジ | 8,480円 |
Echo(第4世代) | 3.0インチウーファー 0.8ツイーターx2 | 11,980円 |
Echo Studio | 5.25インチウーファー 2.0インチスコーカー 1.0インチツイーター | 29,980円 |
Echo PopとEcho Dotは、前面放射型の2インチ未満のスピーカーを1つ載せています。
特にEcho Popは非常に安価であり、通常に音楽を聞くためには全く問題ないレベルの音質ですが、1Wayのため音質には限界があります。
Echoは、ウーファーとツイーター2つがあり、低音から高音までカバーでき、高品質なスピーカーです。
値段とスピーカーの性能でいうと、Echo PopとEcho Studioの中間に位置します。
Echo Studioは、ウーファー、スコーカー(ミッドレンジスピーカー)、ツイーターを搭載していて、低音、中間音、高音まで、全ての音域をバランスよくカバーしています。
高性能で広範囲に対応している分、値段も高価ですが、スピーカーにこだわる人でも満足できる音質になっています。
Echo Showシリーズの音質比較
Echo Showシリーズは、ディスプレイ搭載のスマートスピーカーです。
ディスプレイの大きさの違いが目立ちますが、スピーカーについても大きな差があります。
シリーズ | ユニット種類とサイズ | 画面サイズ | 価格 |
---|---|---|---|
Echo Show 5(第3世代) | 1.7インチフルレンジ | 5.5インチ | 9,980円 |
Echo Show 8(第2世代) | 2.0インチフルレンジx2 | 8インチ | 14,980円 |
Echo Show 10(第3世代) | 3.0インチウーファー 1.0インチツイーターx2 | 10インチ | 29,980円 |
Echo Show 15 | 1.6インチフルレンジx2 | 15.6インチ | 29,980円 |
Echo Show5は、2023年8月に第3世代が発売され、スピーカーの性能がアップしました。
それでも1Wayスピーカーであり、音質にこだわる方にはあまりおすすめできません。
Echo Show8は、2Wayであり、低音から高音まで広くカバーしています。
画面の大きさもそこそこあり、Echo Showシリーズの中間に位置しています。
Echo Show10は、Echo Showシリーズの中で最もスピーカーに力を入れているものです。
Echo Showシリーズで唯一ツイーターとウーファー2つが搭載されていて、Echoと同程度の音質を備えています。
大画面かつ高性能スピーカーであることから、音声にこだわる方にもおすすめできるスマートスピーカーです。
Echo Show10は、唯一壁掛けタイプのスマートスピーカーで、ディスプレイが一番大きいのが特徴です。
ディスプレイを縦方向にも、横方向にも設置できるなど、ディスプレイに力を入れています。
その一方で、スピーカーにはあまり力を入れていません。
音質の良さでおすすめのアレクサ搭載スマートスピーカー
ここまで見てきたとおり、音質にこだわるのであれば、次の2つがおすすめとなります。
Echo Studio
Echo Show 10
Echo Studio
Echoシリーズで最も音質の良いのは、Echo Studioです。
Echo Studioのキャッチフレーズは次のとおりです。
自動音響調整と空間オーディオ処理技術を備えています。
部屋の音響を分析し、配置場所にかかわらず最良のサウンドが出力されるよう、音楽再生中に継続的に音を調整してくれます。
より広がり、明瞭で存在感があり、リスナーを包み込むような空間オーディオサウンドを創り出すデジタルオーディオ処理技術です。
Amazon Echoシリーズで、最高品質のスピーカーを備えています。
Echo Show 10
Echo Showシリーズで最も音質の良いのは、Echo Show 10です。
Echo Studioにスピーカー性能は劣りますが、ディスプレイ付きのスマートスピーカーで音質にこだわるのであれば、Echo Show10がおすすめです。
まとめ
今回は、アレクサ搭載のスマートスピーカーのスピーカー性能を音質で比較しました。
Amazon Echoシリーズでおすすめは、次の二つです。
Echo Studio(ディスプレイなし)
Echo Show 10(ディスプレイあり)
音声の良いスマートスピーカーを用意したら、ぜひAmazonプライム会員になって、Amazon Music Primeで楽しみましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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