こんにちは、ゆうです。
子育て中の共働き夫婦の場合、子どもが小さいうちにお金を貯めて、将来の学費に備えなることが大切です。
そのために大切なことは夫婦がお互いの収入や支出を把握すること、つまり「財布の中身を見える化」して、子供の学費の確保に向けて力を合わせていくことです。
そこで役に立つのが、スマホの無料アプリである「マネーフォワード」です。
この記事では、マネーフォワードの使い方と夫婦の財布を見える化する方法について説明します。
この記事は次のような人におすすめ!
子育て中の共働きの人で家計改善をしたい
簡単に夫婦の財布を見える化したい
共働きの子育て中の方にとって、自動で家計簿をつけてくれるマネーフォワードはとても強い味方です。
マネーフォワードとは
マネーフォワードは、家計簿や資産確認のためのスマホアプリです。
正式には「マネーフォワード ME」と呼びます。
アプリに銀行口座やクレジットカードなどを連携することで、毎日の支出や給料などが自動で記録されて、いつでも確認することができます。
最近は、資産運用をする人が増えていますが、マネーフォワードは証券会社とも連携しているので、証券会社の口座を開かなくても、毎日の動きを把握することができます。
マネーフォワードには無料版と有料版があります。
無料版は基本的な機能が全て備わっていて、有料版はその機能に上乗せして使い勝手が便利になっているイメージです。
無料版と有料版の違いについて、それぞれ紹介します。
無料版マネーフォワード
無料版マネーフォワードは、次のような機能が備わっています。
家計簿の自動作成
過去1年分のデータの閲覧
銀行やキャッシュカードなど4件まで連携可能
現金払いはレシート撮影で登録可能
日頃の支払い方法をクレジットカードや電子マネーで行うようにすれば、自分で家計簿をつける手間なく、自動で管理してくれます。
とはいえ、現金しか使えないお店もまだありますので、そうしたときにはレシートをスマホで撮影するだけで登録が可能です。
もしも、子どもの習い事や子供会費の支払いなど、レシートもない場合には、現金を使う機会も少なくありません。
そんなときには自分で直接入力することもできます。
2022年の改訂で連携口座数が10→4に減ってしまいました。
他の無料版をお探しの方は、「メイブル」という家計簿管理アプリがおすすめです。
有料版マネーフォワード
有料版マネーフォワードは、無料版の機能に加えて次のようなことができます。
過去のデータを無制限で閲覧可能
銀行やクレジットカードなど連携口座数が無制限
口座情報は一括で更新
資産推移をグラフで確認
個別資産を詳しくチェック
ポートフォリオが見える
有料版のことを「プレミアムサービス」と言い、月500円でプレミアム会員となることで、上の機能を使えるようになります。
初回登録であれば1か月間無料なので、気になる方は試してみてください。
マネーフォワードの使い方
マネーフォワードの使い方です。
基本的な使い方を画像を使いながらわかりやすく説明していきます。
- アカウントを作成する
- 家計簿の集計期間を設定する
- 銀行口座・金融関連サービスを連携する
- 金融機関から取得した入出金情報を確認する
- 自動作成された家計簿で出入金を把握する
アカウントを作成する
まずは、マネーフォワードのアプリをダウンロードしてアカウントを作成しましょう。
App StoreかGoogle Playでダウンロードすることができます。
以下は、App Storeの画像になります。
アプリを立ち上げて、アカウントを登録します。
メールアドレスの確認後、性別や誕生日などプロフィールを入力し、会員登録を完了させます。
氏名、電話番号、住所など個人が特定されるような情報は入力の必要はありません。
家計簿の集計期間を設定する
毎月の集計開始日を決めることで、自分の1か月の家計簿の集計期間を設定していきます。
月初めにするか、給料日にするか自分の好みの日を設定しましょう。
集計期間の設定方法は簡単です。
ホーム右上にある「歯車」をタップして、設定画面を開きます。
「家計簿の集計期間」を選択し、毎月の集計開始日を決めましょう。
お給料日を開始日に設定すると管理しやすくなるのでおすすめです。
銀行口座・金融関連サービスを連携する
銀行口座やクレジットカードなどを連携していきます。
連携先の種類としては次のようなものがあります。
銀行
カード
証券
電子マネー・プリペイド
通販
ポイント
2022年6月現在に対応している金融関連サービスは2600社以上です。
自分がよく使う銀行口座、クレジットカード、通販サイトなどにログインするIDとパスワードを準備します。
画面下部メニューの「口座」を選択し、右上の「+」マークをタップします。
該当する金融機関を選択後、金融機関側でログインを行い、マネーフォワードへの情報提供を許可します。
連携が成功すると画面が切り替わります。
金融機関から取得した入出金情報を確認する
金融機関と連携ができると、自動で各口座の残高やカード利用額やポイントなどが表示されます。
銀行などをタップすると、各月の支出と収入をグラフで確認することができます。
自動作成された家計簿で出入金を把握する
取得した入出金データの情報をもとに自動作成された家計簿を見ていきます。
「マネーフォワード ME」では、支出データの情報を自動で判定して各カテゴリに分類しています。
例えば、雑貨店で購入したものは「日用品」に自動で分類されます。
もしも違っていれば、下の画像のように該当した支出をタップすることで、正しいカテゴリに修正することができます。
カテゴリは大項目と小項目に分かれています。
夫婦でマネーフォワードを使うメリット
夫婦でマネーフォワードを使うことで、財布の中身を見える化するメリットについて説明していきます。
結婚前から夫婦それぞれが仕事をしている場合、お互いの給料や支出などを知ることを遠慮して、結婚後も財布が別々のままの夫婦もいるでしょう。
財布が別々のままだと、お互いが何にどのくらい使ったのか、給料はいくらだったのかわからず、わからない支出が続いてしまうことも少なくありません。
だからこそ、夫婦がお互いの財布の見える化をすることが大切です。
そのためにマネーフォワードがおすすめな理由は次の3点です。
- 共働き夫婦にとって家計簿の自動管理は便利
- 家庭のお金の動きを簡単に把握できる
- 支出を抑えようとする気持ちが高まりやすい
1つずつ説明していきます。
共働き夫婦にとって家計簿の自動管理は便利
おすすめの理由一つ目は、なんと言っても家計簿の自動管理です。
子育て中の共働き夫婦にとって、仕事を終えて家に帰っても、子供を寝かしつけるまで自分の時間を確保することはできません。
子供を寝かしつけても、片付けや明日の準備をしていたら、あっという間に時間がなくなってしまいます。
そんな時間のない夫婦にとっては、マネーフォワードの家計簿の自動管理はかなりありがたい機能です。
現金を使った場合だけ少し操作が必要ですが、そうならないようにできるだけ登録したクレジットカードや電子マネーを使うようにするだけで家計管理ができてしまいます。
家庭のお金の動きを簡単に把握できる
おすすめの理由二つ目は、家庭のお金の動きを簡単に把握できることです。
夫婦のスマホにマネーフォワードのアプリを入れて、同じアカウントでログインすれば、それぞれが自分のスマホで同じ家計簿を確認することができます。
つまり、夫婦がよく使うクレジットカードや電子マネーを連携しておけば、お互いが何にいくら使ったのかが簡単にわかります。
それを嫌がる人がいるかもしれませんが、子どもの将来の学費などを備えるためには、夫婦でよく話し合って、協力することが欠かせません。
夫婦が育児と家事を協力するコツについては、次の記事をご覧ください。
支出を抑えようとする気持ちが高まりやすい
おすすめの理由三つ目は、夫婦が互いに支出を抑えようとする気持ちが高まりやすいことです。
夫婦が家計におけるお金の流れをスマホで簡単に見ることができるということは、お互いが何にいくら使ったのかがわかるということです。
相手に見られているという気持ちがあれば、自然と支出を抑えようという気持ちが高まります。
また、相手が支出を抑えてくれているということを感じれば、自分自身も支出を抑えようとなります。
夫婦が協力して支出を抑えることができれば、家計の改善はすぐできます。
夫婦でマネーフォワードを使う方法
夫婦でマネーフォワードを使う方法についてです。
残念ながら、マネーフォワードには「共有」機能がありません。
Q. 家族でアカウントを共有する機能はありますか?
A. マネーフォワード MEは、現在アカウントをご登録しているご本人以外(家族やご友人など)とアカウントを共有する機能をご提供しておりません。
マネーフォワードME
その代わりに、夫婦で1つのアカウントを利用する方法をとることになります。
つまり、夫婦それぞれのスマホにマネーフォワードのアプリを入れて、同じアカウントとパスワードでログインする方法です。
夫婦ですから、隠し事なしで、お互いの「財布の中身を見える化」していきましょう。
まとめ
今回は、マネーフォワードの使い方と夫婦の財布を見える化する方法について説明しました。
マネーフォワードは無料版だけでも十分に便利な機能を備えているので、家計の改善のためにもぜひ活用してみてください。
ご相談やご質問がある場合は、お気軽にお問い合わせまでご連絡ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。