ニンテンドースイッチを購入して時間が経つと、ジョイコンの充電がすぐに切れるようになっているかもしれません。
ジョイコンは、リチウム電池を使用していますが、長く使っているとどうしても電池容量が減ってきて使用時間が短くなってしまいます。
この記事では、ジョイコンのバッテリーを交換する方法について画像付きで分かりやすく説明します。
必要な修理キットやバッテリーがあれば、誰でも簡単に交換することができます。
それでは、見ていきましょう!
ジョイコンのバッテリーの交換時期は?
ジョイコンのバッテリーを交換したくなるのは、大体1年から2年以上使った頃だと思います。
ジョイコンのバッテリーはリチウム電池を使用しており、繰り返して充電をすることにより、電池の最大容量が劣化してしまうからです。
ジョイコンの使い方、使う頻度、充電の回数などによってバッテリーの寿命は、大きく変わりますが、ジョイコンの電池残量の減りが気になるようになったら、バッテリーの交換時期です。
バッテリーの交換で必要なもの
ジョイコンのバッテリーの交換で必要なものは、次の4つです。
- Yドライバー
- ピンセット
- ヘラ
- バッテリー(交換用)
バッテリーの交換キットを買うと、上のものが全て入っています。
私が購入したのは、下の工具付きのバッテリーです。
ピンセットは入っていませんが、自宅にあるものを使えばよいですし、その他についてバッテリーも含めて問題なく使うことができます。
もしも片方のジョイコンだけ充電の寿命が短いと感じるようになっても、もう片方も同程度バッテリーは劣化しているはずですので、2個同時に交換することをお勧めします。
ところで、この記事をお読みの方の中には、ニンテンドースイッチのジョイコンの修理を一度もしたことのない人がいらっしゃるかも知れません。
ジョイコンのスティックやボタンを修理するよりも、バッテリーの交換の方が全然簡単です。
参考に、ジョイコンのスティックの修理方法を説明した記事を載せておきます。
バッテリーの交換
では、ジョイコンの本体を開いてバッテリーを交換していきます。
画像付きで分かりやすく説明していきますので、実際に修理される方は、画像と解説を読みながら、一つ一つ確実に進めていきましょう。
最初に本体を裏返して、4つのネジを外していきます。
Yドライバーで開けることができます。
ネジ穴はやや柔らかいので、注意深くゆっくりと外していきましょう。
初めての方は怖く感じるかも知れません。でも、そんなに難しくないので、ゆっくりやっていけば大丈夫ですよ!
4つのネジを取ることができたら、次は本体を開いていきます。
そのときに使うのが、ヘラです。
隙間に入れて少し開き、少し場所を変えて少し開く、こういったことを繰り返していくと、パカッと本体を開くことができます。
本体を開くと下の画像のようになります。
このとき注意してほしいのは、本体同士を繋いでいる配線を無理して引っ張らないことです。
この配線は、「SL」や「SR」や「LEDランプ」とつながっています。
無理に引っ張ったり、逆に曲がっているところを無理に伸ばそうとすると配線が断線してしまうので、そっと扱うようにしましょう。
いよいよバッテリーを外していきます。
赤丸部分にヘラを差し込むと、外すことができます。
バッテリーは、両面テープで固定されているものもあるので、少し力を入れて外すようにしてください。
バッテリーの交換で一番最後にやることです。
バッテリーは、配線で本体と繋がっているので、その配線を取り外す必要があります。
画像のように、配線がつながっているところに「つめ」がついているので、自分で用意したピンセットでつまんで上に持ち上げましょう。
すると、つめが上がって簡単に取り外すことができます。
バッテリーの配線を外すことができたら、あとは新しいバッテリーを取り付けて、画像を逆にさかのぼって元に戻せばよいだけです。
今回紹介した商品はバッテリーのサイズは本体とぴったりなので、あえて両面テープで固定する必要はありません。
また、「SL」や「SR」や「LEDランプ」につながっているオレンジ色の配線を畳んで元に戻すときには、優しく戻すように気をつけましょう。
注意点
ジョイコンのバッテリーを自分で交換するのは、安くて早くできるのでお勧めですが、注意してほしいことがあります。
それは保証が効かなくなるということです。
自分でジョイコンを開いてバッテリーを交換した場合、保証期間内に他の部品が故障したとしても、無償修理の対象から除外される可能性が非常に高いです。
自分でバッテリーを交換する場合には、最後は自己判断でお願いいたします。
なお、公式サイトで頼む場合は、こちらからどうぞ。
まとめ
今回は、ジョイコンのバッテリーを交換する方法について説明しました。
修理キットさえ購入すれば、誰でも簡単にバッテリーの交換をすることができます。
ただ、自己修理後は補償の対象外になってしまうので、その点を理解した上で判断してください。
ご相談やご質問がある場合は,お気軽にお問合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。